宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月18日、
H3ロケット10号機による火星衛星探査機「MMX」の打ち上げ時刻を、
10月20日午前4時41分03秒(日本時間)に決定したと発表した。
MMXは火星の衛星フォボスで試料を採取し、
2031年に地球へ持ち帰ることを目指す探査計画だ。
今回の発表──種子島からの打ち上げ時刻を決定
打ち上げ場所は、種子島宇宙センターの大型ロケット発射場。
打ち上げ予備期間は10月21日から11月9日までで、
期間中の打ち上げ時間帯は日ごとに設定するとしている。
今回は打ち上げ時刻を知らせる発表であり、
探査機の打ち上げや火星圏への到達が完了したものではない。
何を目指すのか──小惑星で培った試料採取を、火星の衛星へ
MMXは、天体を詳しく観測し、表面の砂や岩石を採取して
地球へ持ち帰る「サンプルリターン」を火星の衛星で行う計画だ。
JAXAは、はやぶさ2が小惑星で成し遂げた探査を、
火星衛星へ広げるものと説明している。
フォボスから10g以上の試料を採取し、
世界初の火星圏からのサンプルリターンを目指す。
科学面では、火星の衛星がどのように生まれたのかを調べる。
あわせて、水や有機物が運ばれる仕組みや、
火星圏がどのように変化してきたのかを探ることも目的にしている。
約5年の探査──観測と着陸を経て、2031年の帰還へ
打ち上げ後は約1年かけて火星圏へ到達する予定だ。
フォボスの近くで観測し、着陸候補地を詳しく調べる。
ローバーが先に表面を観測した後、
探査機本体による2回の着陸を試み、試料を採取する計画となっている。
もう一つの火星衛星ダイモスでは、
近くを通過しながら観測するフライバイ観測も計画している。
2030年に火星圏を離れ、2031年に地球へ帰還する計画だ。
試料を収めたカプセルは探査機から分離し、
オーストラリアで回収する予定としている。
LC Signalの視点──試料とともに、往還・着陸・通信の技術を得る
MMXは、火星圏との往還、衛星表面への到達と滞在、
高度な試料採取、深宇宙探査用の地上局と組み合わせて使う
通信技術の獲得も目標にしている。
10g以上の試料を持ち帰るまでには、
運ぶ、降りる、採る、通信するという複数の技術が必要になる。
科学的な成果とともに、これらの技術を実際の探査で
どこまで確かめられるかにも注目したい。
主要情報源
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JAXA公式発表(2026年10月18日):
H3ロケット10号機による火星衛星探査機(MMX)の打上げ時刻
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JAXA・MMX公式サイト:
MMX – Martian Moons eXploration
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JAXA・MMX公式ミッション解説:
ミッション概要・ミッションフロー
本記事は2026年10月19日時点の公開情報に基づき、AIを活用して作成しています。
発表日は公式ページの日付表記に従っています。
打ち上げ日時と探査計画は、今後変更される可能性があります。
「LC Signalの視点」は、公開情報を踏まえた本メディアの考察です。