KAON Broadband、Wi-Fi 8向け基盤を展示へ──商用導入済みのオープンソース基盤を次世代機器にも

prpl Foundationは10月11日、KAON Broadbandが
「Global prpl Summit 2026」で、商用導入済みの通信機器と
Wi-Fi 8向けの基盤を展示すると発表した。
共通のオープンソースソフトウェアを、
現在の通信サービスから次世代の機器へ引き継ぐ取り組みだ。
展示は10月12日にオーストリア・ウィーンで行われる予定。

何が発表されたのか──商用機器と次世代基盤を並べて展示

prpl Foundationは、通信事業者が提供する宅内通信機器(CPE)向けの
オープンソースソフトウェアを開発・普及する非営利団体で、
通信事業者、メーカー、開発者が参加している。
「prplWare」は、同団体が開発するソフトウェア群だ。

KAON Broadbandは、次世代のWi-Fi 8向け基盤上で、
最新のprplWareを動かすデモを予定している。
あわせて、通信事業者のネットワークですでに使われている
prplベースのゲートウェイも展示する。
今回は展示予定の発表であり、
Wi-Fi 8製品の販売開始を知らせるものではない。

発表によると、KAON Broadbandは、
Orange、Magyar Telekom、Salt、eirなどの通信事業者で
prplベースのソリューションの導入を支援してきた。
その商用導入経験をもとに、
次世代のハードウェアにも対応する基盤の開発を進めている。

何が変わるのか──機器が変わってもソフトウェア基盤を引き継ぐ

KAON Broadbandは、商用導入済みのゲートウェイと
Wi-Fi 8向け基盤を組み合わせて示すことで、
共通のオープンソース基盤が現在の通信事業者の要件を満たしながら、
次世代の機器へ発展できることを示すとしている。

同社の説明では、ハードウェアが変わるたびに
ソフトウェア群全体を置き換えることなく、
ネットワークやサービスを進化させることを目指す。
通信規格の更新と、サービスを動かすソフトウェアの継続利用を
両立させようとする取り組みだ。

Wi-Fi 7では、外部企業のアプリを組み合わせるデモも

KAON Broadbandは、Wi-Fi 7の
「Adaptive Services」基盤も展示する予定だ。
「prplLCM」を通じて複数の外部企業のアプリを組み込み、
「TR-369(USP)」とUSPオーケストレーターを使って
サービスを管理する構成を示す。

発表では、この構成によって、通信事業者が
自社の基盤に対する柔軟性と管理権限を保ちながら、
差別化したサービスを追加できるとしている。
次世代機器への対応に加え、
現在の基盤に新しいアプリを載せる方法も展示の対象になる。

LC Signalの視点──通信規格の更新と、サービスの継続利用をつなぐ

今回はWi-Fi 8向け基盤だけでなく、
商用導入済みの機器と、外部アプリを組み込むWi-Fi 7のデモも並ぶ。
新しい機器への移行と、既存の基盤へのサービス追加を、
共通のソフトウェアで進める姿が見える。
規格が変わっても、積み上げてきたソフトウェアを
引き継げるかどうかは、導入する側にとって気になる点だ。

KAON Broadbandには、複数の通信事業者への導入実績がある。
今後は、展示した次世代基盤がどのように商用導入へ進むのか、
既存サービスをどこまで引き継げるのかに注目したい。


主要情報源

本記事は2026年10月12日時点の公開情報に基づき、AIを活用して作成しています。
発表日は配信元ページの日付表記に従っています。
商用導入済みの機器と、展示予定の次世代基盤を区別して記載しています。
「LC Signalの視点」は、公開情報を踏まえた本メディアの考察です。

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